8.その他
エクスプレッション表示のショートカット
- レイヤーを選択して、キーボードの「E」keyを2回押す。レイヤーに含まれる全てのエクスプレッションが表示されます。
コメント
- 処理内容などをコメントとして記述しておくことができます。
- コメントはエクスプレッションとしては無視されます。
- 日本語で書くことができます。
//(スラッシュ2個)これは1行だけのコメント
/* (スラッシュ+アスタリスク)
これは
複数行の
コメント
*/
エクスプレッションをKey frameに変換
- エクスプレッションの計算結果をKey frameに変換することができます。
- [アニメーションメニュー] → [キーフレーム補助] →[エクスプレッションをキーフレームに変換] を選択すると1Fr毎に値がKeyに変換されます。
エクスプレッションフィールドのサイズ変更
- 下端をドラッグして拡大縮小できます。
- ver.16以降はフォントsize等を変更出来ます。
- それ以以前のversionではFontサイズを変更できないので文字が見にくいです。コロン、セミコロン、ピリオドとカンマなどを見分けるのは現実的にかなり厳しいです。
Copy&Paste
- 編集メニューから”エクスプレッションのみをコピー”を選ぶと、レイヤーに含まれるエクスプレッションだけをコピーできます。複数のエクスプレッションを 1 つまたは複数の新しいレイヤーに同時にコピー&ペーストする場合や1 つのエクスプレッションを複数のレイヤーにコピー&ペーストする場合に便利です。
- プロパティのコンテクストメニューにも”エクスプレッションのみをコピー”が表示されます。
- エクスプレッションとキーフレームの両方を別のプロパティにコピーするには、
- タイムラインパネルでコピー元のレイヤープロパティを選択してコピー
- コピー先のレイヤープロパティを選択してペースト。
エクスプレッションエラーを表示
- 無効なエクスプレッションを含むレイヤーで右クリックするとコンテキストメニューが表示されます。ここで「エクスプレッションエラーを表示」を選ぶとエラーのエクスプレッションを表示することが出来ます。
言語の違い
- 海外のチュートリアルなどを日本版のAfterFxで使おうとするとこんなエラーは表示されることがあります。
クラス'Effect'には'Slider'という名前のプロパティまたはメソッドがありません。
エクスプレッションは無効になりました。
- これは同じエフェクトが違う名前に訳されていることによって起こるエラーです。
- この場合は'Slider'を日本版の”スライダ”に書き換えるとエラーが出なくなります。
記述設定
- 編集→環境設定→一般
- 「エクスプレッションピックウィップによる簡潔な英語を記述」の項目は通常は初期設定のままONのほうがいいでしょう。
- OFFにすると言語の違いによるエラーを回避することが出来るようになりますが煩雑です。
- ON の表示
- thisComp.layer("平面1").transform.position
- OFF の表示
- thisComp.layer("平面1")("Transform")("Position")