4.ピック・ウィップ
摘み取るムチ ‥?
- Pick whip :直訳すると「摘み取るムチ」です。あの@マークみたいなアイコンはムチを丸めた絵だったんですね。それではムチで何を摘み取るのでしょうか?それはレイヤーのプロパティです。
- 入門編でやりましたがもう一度やってみましょう。不透明度プロパティのピック・ウィップ・アイコンを「回転」のプロパティにドラッグして下さい。するとエクスプレッションフィールドに rotation と自動的に挿入されます。現在のパラメーターの値をターゲット・パラメーターの値でコントロールするライブリンクがつくられました。Key入力が不要なのでちょっと便利かも。
- でもこのくらいならタイプ入力と大差ありませんね。それではピック・ウィップの本領を発揮させてみましょう。
偉大なるかなピック・ウィップ!
- 準備:下図を参考に細長い「平面2」を追加してください。
- 今度はピック・ウィップを「平面2」の「回転」にドラッグしてください。するとエクスプレッション・フィールドに下のような文字が表示されます。
thisComp.layer("平面2"). rotation
- 式というより片言英語みたいですね。
- まあとりあえず 平面2を回転させてみましょう。
- 平面1の不透明度が変わります。コントロールしているって感じがしませんか。
- このエクスプレッションは「このコンポジションの平面2という名前のレイヤーの回転の値」という意味です。複雑に見えますが、コンポジションにいくつもあるレイヤーから1つを選びそのプロパティにアクセスするための表現で、JavaScriptの文法に準じた書き方なんです。
- 別レイヤーのプロパティを参照するだけでこんなに長ったらしいものをスペルミスせずに書かなくてはいけないのです。それがドラッグ一発でOKなんですからピック・ウィップを使わない手はありません。
ピック・ウィップのルール
- 選択範囲、カーソル位置について
- ピック・ウィップは特定のプロパティ値にドラッグすることも出来ます。
- 下のように「位置」プロパティの「Yポジション」だけを参照することもできます。
- エクスプレッションフィールドでテキストが既に選択されている場合、そのテキストは新しいエクスプレッションテキストに置き換えられます。下の例では"name"の部分をPickWhipの参照先と書き換えます。
その他
- カーソルがエクスプレッションフィールド内にない場合は、フィールド内のすべてのテキストが新しいテキストに置き換えられます。
- 式の中にカーソルがある場合はその位置に挿入されます。
- 言語要素メニューを使用する場合も同様です。
エクスプレッションフィールドをクリックしてアクティブにした時、全てのエクスプレッションが選択された状態になるので上書きしないように注意してください。