デバッガーとスクリプト
- 開発環境とその変遷
- AfterFxには各バージョン毎にデバッガーが提供されています。
Version 6 & 6.5
- Ver.6からスクリプト機能が付いて、当初はレンダーオートメーションと呼ばれていました。レンダリングを自動化するのが主な機能と考えられていたようです。
- Ver.6.5ではレンダリング以外の機能も拡張され、モーション計算がサポートされなくなりました。
- ツールとしてはデバッガーのみ提供され、スクリプトは任意のテキストエディタで書いてUnicode(UTF-8)で保存していました。

- コンソール(右上)の入力が1行でその下に結果やエラーが表示されます
- 左にコールスタックがあってファンクションの履歴が表示されます。
- ブレークポイントを入れて、ステップ実行することが出来ましたが、エラーが発生したときしか起動しないし、テキストを修正出来ないので決して使い易いものではありませんでした。
Version 7
- AfterFxもAdobe Creative Suite に統合され、スクリプトはExtendScript(アドビソフト用に拡張したJavaScript)と呼ばれるものになりました。他のソフトとの統一を図ったため、I/OやUI、グローバル、デバッグのオブジェクトはこれ以前のバージョンと互換性の無い部分もあります。
- そしてスクリプトの統合開発環境としてExtendScript Toolkit(ESTK)が提供されました。これはエディターとデバッガーの機能を備えたもので、標準開発環境と呼べるものになりました。

主な機能は
- AfterFxにスクリプトを直接渡して実行することが出来る。
- 構文がハイライトされるエディター
- 構文のチェック機能
- 構文のアウトライン表示
- 複数のスクリプトを開いて、タブで切り替えられる
- スクリプト実行中に変数などデータを確認・変更できるデータブラウザー
- 行番号表示
- スクリプトの保存、スタック
- ブレークポイントの設定
- オプチマイズ用のプロファイリング機能
- ドキュメントやコンソール等ウィンドウの自由な配置
CS3、CS4
- スクリプトに大きな変更はありませんがESTKのバージョンが上がり、エディタが使い易くなりました。

主な新機能は
- コードセクションの折りたたみ
- オート・コンプリート
- カーソルでポイントしてJabaScript変数表示
- 対となるカッコの選択、移動
- ブックマーク
- バイナリー形式での書き出し
- 細かな環境設定
- オブジェクトモデル・クラス・ライブラリー・ブラウザー(AfterFxは未提供)
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